3/11/2015

ザシークレット お金

おそらく映画「ザ・シークレット」を見た人たちは、引き寄せの法則についてもっと知りたいと思ったに違いありません。引き寄せの法則については、多くの人たちが色々な教えを説いていますが、実際のところ引き寄せの法則は名目上の法則であって、いわゆる理論に基づく法則とは違うのです。

引き寄せの法則がいったいどうして、どのように起こるのか、確実に理解して100%自信を持って説明出来た人はまだ誰もいません。基本的な前提は、もしもあなたが「何か」を好きであったり興味があったりすると 自然とその「何か」や、「何か」に関する情報や関わる人々、物、環境などがまるで磁石に引き寄せられるようにあなたの身近に集まってくるということです。

この「何か」は 自分の考えやアイディア、感情である場合もあり、これらが特定の物や人を、あなたの人生に引き寄せるように作用するのです。しかし、引き寄せの法則をより深く理解することで、このような作用がいくら意図的でなく起こったとしても、自身の人生の中で起きるすべての事柄には、自分に何かしらの理由と責任があるということに気がつくでしょう。

引き寄せの法則を理解し、受け入れるのは簡単な事ではありません。とくに一般的に「自業自得」のような考え方で教えられ、育てられる事が多いので、自分の行ないに基づいて報酬を得たり、罰を受けると考えるのが普通です。

しかし、引き寄せの法則は、私たちの顕在意識を超えて、深い潜在意識内の思考や、感情やビジョンが関係してきます。多くの場合、深い潜在意識内の隠された感情や思考は、意識的に考えたり、感じる顕在意識に影響され変化します。また、潜在意識は顕在意識よりも強く、より深い根拠に基づいている傾向があります。

木を例えに考えてみると良いでしょう。私たちは木の幹や枝を見て目に見えない地下部分に太く長い根が生えている事を想像出来ます。引き寄せの法則を完全に理解するには一生かけて経験と勉強が必要です。

単に映画を鑑賞したり、物事を知っているというだけでは不十分なのです。しかし、引き寄せの法則を長期間を使わずに理解、適用し、人生を豊かにする方法が全くないという事ではありません。

お金持ちになりたい

一体どうやったらもっとお金を稼げるようになるのかと思っている人、あなた一人じゃありませんよ。そんな考えを毎日脳に浮かべながら生活している人が実に95%以上にも上ります。そうなんです、これはもう大人の共通病と言っても過言ではない事なのです。

あるシングルマザーのAさんのお話を挙げると、Aさんはパートの仕事と育児を掛け持ちしている忙しいママさんでした。子供がおねだりしても、必要なもの以外は何も買ってあげられないほどの貧乏生活、さらに毎月の家賃や光熱費、食費代を払わなければいけない状況。

毎月の請求書が来るたびに、「あー払えるお金がない」と嘆く毎日の中、引き寄せの法則に出会いました。このAさんが取った行動は、毎月請求書が来るたびに請求書だとは思わずに、「お給料が届いている」と思うようにしたのです。

請求書だと思うと、お金を払わなければいけないというマイナスな気分になり、この波動がさらに同じような状況、すなわちお金を払わなければいけない状況を引き寄せてしまっていることに気づいたのです。

そこでAさんは、だったらいっそのこと、お給料がもらえるという波動に変えてみてはどうかと思ったのです。このプラスの思考がさらに同じような波動を引き寄せ、結果的にはお金が舞い込んでくる状況を作り出してくれたのです。

そして、子供がおねだりして来た時や欲しいものがあってもお金がない時に対して、Aさんは「お金がないから買えない」ということを言わないように決めたのです。Aさんはその言葉を言い続けているうちに、それがAさんの現実だけでなく未来にもなっていることに気づいたのです。お金がないから買えないという思考と言葉が未来につながり、それがこれからも永遠に続いていくことがわかったのです。

そこでAさんがとった行動は、欲しいものがあっても、こう思うようにしたのです。「今すぐ買う必要はないじゃないか、お店がすぐに閉まるわけじゃないし、後でもっといいものが見つかるかもしれない。」という考えに変えたのです。

この考えは「お金がない、貧乏な状況」というマイナスな思考からプラスな思考に変わり、そのプラスの思考が結果的にもっとプラスな出来事を引き寄せてくれるのです。ということは、現在のお金がない貧乏な状況を無視し、なりたい金銭状態になった自分を思い浮かべることなの?と思うかもしれません。それが答えです。

貧乏な今の状態を無視して、お金持ちになった状態の気分を維持するのです。このお金持ちになった気分の維持が、波動として宇宙によびかけ、その波動と一致する人やものを自然と引き寄せてくれるのです。知らないうちに収入面の問題がなくなっていることでしょう。

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